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第三十三話⑫ ※※※

Auteur: 三木猫
last update Date de publication: 2026-07-24 08:44:32

私の中の毒がなくなり、透馬と恋人同士になった時点で乙女ゲーム『無限ーエイトー』のルートは終わりを迎えた。

要はエンディングを迎えたってことである。

…とは言え、私は猫になっていた時の記憶はないし、透馬が頑張ってくれたって事しか解らないんだけどさ。

「…姉さん。美鈴姉さんってばっ」

「ふみ?」

顔の前で手を振られて私は我に返る。

「話の途中で止めないでよ。続きは?海里さんが来てどうなったの?」

「あぁ、それはねー」

旭がネクタイを緩めつつ、話の続きを求めてきたから、私はあの当時の…数年前の事を思い出す。

あの後。

海里くんが私と透馬の所へ乗り込んできた後、皆がいると海里くんに言われ、皆が集まっているであろう居間へ二人で向かったら、そこには鴇お兄ちゃんがいた。鴇お兄ちゃんの背後には葵お兄ちゃんも棗お兄ちゃんもいた。

私と透馬は顔を見合わせて、でも直ぐに互いに頷き合った。

透馬は真っ直ぐ鴇お兄ちゃんの前に行き、

「妹さんを俺に下さいっ」

土下座した。

「断る」

「消えろ」

「消し炭になれ」

ん?……デジャヴ?

何か昔もこんな光景があったような…?

かな
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  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十二話⑧ ※※※

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  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十二話⑦ ※※※

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  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十二話③ ※※※

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  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十二話② ※※※

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  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   第三十二話① 表裏の輪

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  • 乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…。外伝!   外伝第一章 御三家ルート 第三十一話 無限ー御三家編ー

    ※ このお話は本編である『乙女ゲームのヒロインに転生しました。でも私、男性恐怖症なんですけど…』の三十話から続くお話です。まだ本編をお読みで無い方はまずは本編からお楽しみください。「姫。この鎖主体のデザインと、薔薇主体のデザイン、どっちが可愛いと思う?」「んー…、私としては薔薇の方が可愛いと思うんだけどー…、遠目から見てどっちが可愛いと思う?大地お兄ちゃん」「鎖デザインのネックレスと、薔薇デザインのブレスレットー。成程。姫ちゃんが一番可愛いー」「俺もそう思う。姫さんが一番可愛い」「確かに。姫が一番可愛いな」「ちょ、ちょっと三人共っ、デザインの話でしょーっ。私は関係ないでしょーっ。

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